押忍!!“己の勝利に近道なし”、応援団員わっそんです^^
ドメインについて調べている方は、“ホームページを持ちたい”“ブログやサイトを運営したい”という方が圧倒的に多いと思います。
しかし、ぼんやりとイメージは思い浮かんでも“ドメインって何だろう”とさまざまな疑問を抱いているのではないでしょうか。
僕自身、ブログ開設当初は「ドメイン」や「サーバー」についての詳しい意味などは、ほとんどわからなかったことを今でも鮮明に覚えていますよ(笑)
ドメインは、サーバーと同様にホームページ(ブログやサイト)を公開するために欠かすことはできません。
今回の記事では、「ドメインとは」「ドメインの種類」「ドメイン・サーバー・WEBサイトの関係性」など、ドメインに関する基本的な項目について解説していきたいと思います。
ドメインとは何か
ドメイン(domain)とは、簡潔に言うと、「インターネット上の住所」のことです。
ドメイン(domain)という用語には、「領域、範囲、分野、領土、定義域」などの意味があります。
ドメインは、インターネットの世界において、コンピューターやネットワークを識別するための情報として利用されています。
私達が住んでいる世界に住所があるように、インターネットの世界にも住所があるんですね。
そして、両者の世界ともに、ひとつとして同じものは存在しません。
当然ですが、インターネット上の「住所」を示しているので、ドメインが重複すると、コンピューターやネットワークを特定できなくなってしまうからです。
ですので、ドメイン名は早いもの勝ちとなり、人気のある用語はすでに使用され、利用できないケースも多いですよね><
また、もともとコンピューターはインターネット上の住所を「111.222.333」といった数字のみで構成させるIPアドレスというもので識別しています。
この「IPアドレス」を、人間が読みやすいように文字に変換したものがドメインになります。
ドメインとURL
ドメインは、URLを構成する一部です。
ですので、URLについて知っておくことも非常に大切だと思います。。
URLとは、「Uniform Resource Locator(ユニフォーム・リソース・ロケータ)」の略称で、日本語に訳すと「統一資源位置指定子」となります。
現在では、「URL」と「アドレス」は同義語として扱われることが多いです。
ただ、厳密に言いますと、ドメインはサイトがどこの住所にあるのかを示しているのに対し、URLはサイトの住所や番地、建物名称から部屋番号まで、すべてまとめたものを指していると言えます。
ここからは、わかりやすく説明するために三つの側面からURLとドメインの構成を見ていきましょう!!
一つ目の側面(ドメイン部分)
ドメインは、ホームページだけではなくメールアドレスにも利用されており、WEBサイトを見る場合やメールアドレスを利用する場合には、以下のように表示されています。
当サイトを例にドメインについて見てみますと、
ホームページ https://www.netbusiness-with.com
メールアドレス ○○○@netbusiness-with.com |
赤文字部分がドメインと呼ばれている部分になります。
二つ目の側面(URLの構成)
URLを構成する各文字についてはそれぞれ名称があります。
https://www.netbusiness-with.com
https(青文字部分)=プロトコル
「通信プロトコル」とも呼ばれ、通信をする上での約束事やルールを指しています。 |
www(緑文字部分)=ホスト名
ネットワークに接続された機器やサーバーの名前を指しています。 ホスト名は、「www」が有名で代表的ですが、自由に設定することや必要がなければ省略することも可能です。 |
netbusiness-with.com(ピンク文字部分)=ドメイン
これまでの説明の通り、IPアドレスを人間が読みやすいように文字列にしたものになります。 |
※これらは、もう少し細分化することもできます。
三つ目の側面(ドメインの構成)
ドメインは、三つの要素によって構成されています。
それは、「トップレベルドメイン」「セカンドレベルドメイン」「サードレベルドメイン」の三種類になります。
例 sample.co.jp
jp(ピンク文字部分)=トップレベルドメイン
特定の領域や分野ごとに割り当てられた「分野別トップレベルドメイン(gTLD)」と国別のコードに割り当てられた「国コードトップレベルドメイン(ccTLD)」に大別されます。 日本においては、「jp」が「ccTLD」に該当します。 |
co(緑文字部分)=セカンドレベルドメイン
セカンドレベルドメインは、トップレベルドメインの種類によって変わってきます。 例えば、「jp」では「co(商業)」や「ne(ネットワーク)」といった種類を表すドメインが入ります。 ただ、トップレベルドメインが「com」や「net」などにおいては、後述する「サードレベルドメイン 」がこのセカンドレベルドメインの位置に入るため、サードレベルドメインがないURLもあります。 |
sample(青文字部分)=サードレベルドメイン
利用者独自に登録できる部分で、要は「独自ドメイン」と呼ばれる部分になります。 自分自身の好きな文字列にすることができるため、完全に早いもの勝ちですね。 |
ドメインの種類
前項で「.jp」「.com」「.net」などは、正確には「トップレベルドメイン」と呼ばれていることを記載しました。
このトップレベルドメインですが、数百以上の種類が存在しています。
この項目では、一般的によく目にするトップレベルドメインについて見ていきましょう!!
分野別トップレベルドメイン(gTLD)
利用者の居住国に関係なく誰でも取得でき、個人や企業でも複数取得することができます。
それぞれに意味があり、基本的には、その意味に沿って選択することが望ましいとされていましたが、最近ではその垣根が曖昧になっており、好みの表示を選ぶという傾向が強いようです。
代表的なものとしては下記になります。
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国コードトップレベルドメイン(ccTLD)
「.jp」で表される「汎用jpドメイン」と「.co.jp」などで表される「属性型jpドメイン」が代表として挙げられます。
国・地域ごとに割り当てられており、原則としてその国や地域に在住する個人や団体でないと取得することができません。
代表的なものとしては下記になります。
国コードトップレベルドメイン
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属性型jpドメイン
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ドメイン・サーバー・WEBサイトの関係性
最後に、「ドメイン」「サーバー」「WEBサイト」の関係性について触れていきたいと思います。
これら三者の関係は「家」に例えられることが非常に多いです。
個人的にもこの例えが一番わかりやすいですね^^
◆サーバー =土地
◆ドメイン =住所 ◆WEBサイト(ホームページ) =家 |
家を建てる際には、まず土地を用意しなくてはいけません。
この土地がサーバーに当たり、そして土地の上に建築する建物がWEBサイトを意味します。
家には一軒ごとに住所があり、その家の位置を示してくれています。
これがドメインに当たりますね。
WEBサイトを公開するためには、これらすべての要素を揃える必要があります。
まとめ
ホームページ開設に向けて準備をしていると「ドメイン」をはじめとして、色々な専門用語が出てきますよね><
専門職や技術職に就くわけではないので、一つひとつの専門用語を細かく理解する必要は全くないと思います。
それでも、今後ホームページ運営をしていくことを考えると、基本的な事項を頭に入れておくことは有益に違いありません。
ドメインについても少しずつ基本事項を把握してみてください^^
それでは、参考になれば幸いです!!