押忍!!“己の勝利に近道なし”、応援団員わっそんです^^
ドメインとは、簡単に言うと、「インターネット上の住所」ということでしたね。
ドメインに関する基本的な項目については、「ドメインとは、意味や仕組み、種類についてわかりやすく解説」の記事に記載していますので、参考にしていただければ幸いです^^
今回は、具体的にドメインを利用すること、つまり独自ドメインについて説明をしていきます。
独自ドメインについての基本的事項からメリットやデメリットまで解説をしていますので、ぜひ、一読していただければ嬉しいです^^
独自ドメインとは
インターネットサービスプロバイダやレンタルサーバーでは、ドメインを無償提供している場合があります。
これを「初期ドメイン」と呼びます。
例えば、ロリポップでは、契約時に「アカウント名」と「ロリポップのドメイン」を決めることで「ホームページURL」として利用することができます。
ただし、「ロリポップのドメインの中の一つ」という位置付けであり、この場合、ロリポップが所有するビルの中にオフィスを間借りしているような状態であり「自分独自のお店」とは言い難い状況ですよね。
それに対して、独自ドメインは、「自分自身で好きな文字列を指定して取得したオリジナルドメイン」になります。
独自ドメインは、プロバイダやレンタルサーバー会社からドメインを間借りしているわけではなく、世界で唯一無二となる存在と言えます。
一般的に、独自ドメインを持つと、独自ドメインのURLでのホームページ公開と独自ドメインのメールアドレスを利用できるようになります。
サブドメインとサブディレクトリ
独自ドメインについて調べていると、「サブドメイン」や「サブディレクトリ」という言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。
これらの用語の意味も理解しておきましょう!!
サブドメインとは
サブドメインとは、「ドメイン所有者が独自ドメインの前に設定した任意のワード(文字列)のこと」を指しています。
一つのドメインを用途に応じて細かく分けたい場合に使用する方法の一つです。
例えば、楽天のホームページを見てみますと、
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青文字の部分がサブドメインになります。
「旅行」や「書籍」、そして「音楽」といったサービス内容に合わせてサブドメインの運用を行っていることがわかります。
このように、サブドメインを利用することで、複数のドメインを取得することや管理することが省け、なおかつコストを抑えることも可能になりますので、非常に魅力的ですよね^^
サブディレクトリとは
ディレクトリとは、本来「電話帳、住所録、指導書」などを意味する用語になりますが、WEBの世界においては「ファイルの整理や管理をするための仕組み」を意味しています。
WindowsやMac(Macintosh)では「フォルダ」という言葉を使用していますが、コンピュータ全般では昔から「ディレクトリ」という言葉が使用されています。
したがって、ディレクトリ=フォルダと考えて問題ありません。
サブディレクトリは、「ドメインの後ろに設定した文字列」を指しています。
サブドメインと同じようにドメインを区分けする際に使用されますが、その分割方法は大きく異なっています。
サブドメインは、一般的にメインドメインとは異なるテーマで使用されています。
それに対して、サブディレクトリはメインドメインに関するより詳細なコンテンツや関連したコンテンツを作成する場合に使用されています。
例えば、価格.comのホームページを見てみますと、
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青文字の部分がサブディレクトリになります。
価格.comは価格比較に関する詳細なコンテンツをサブディレクトリという形で運用していることがわかりますよね^^
独自ドメインのメリット
ブログやサイトを運営していく際には、インターネットサービスプロバイダやレンタルサーバー等が無償提供している「初期ドメイン」で十分なのではないかと考えている方もいるはずです。
ただ、これからホームページを開設するなら、やはり独自ドメインを取得することをおすすめします。
それは圧倒的にメリットが多いからに他なりません。
それでは、独自ドメインのメリットについて見ていきましょう!!
ずっと同じURLでWEBサイトの運営ができる
無償で提供される初期ドメイン(サブドメイン)を利用している場合には、ドメインの使用ができなくなるというリスクを含んでいます。
それは長期的なブログやサイト運営を考えた場合、状況の変化やさまざまな理由からサーバーやプロバイダを変更することも十分に考えられますし、あるいはサーバーやプロバイダのサービス自体が終了してしまう可能性もあるからです。
仮に、このような事態が起こってしまった場合、URLを引き継ぐことはできませんので、せっかく苦労して構築してきたホームページは消滅せざるを得なくなります。
しかし、独自ドメインを利用していれば、自分自身が所有するドメインであるため、同じURLを使い続けることができます。
ですので、不測の事態が起きても、別のレンタルサーバー会社と契約しデータを移行してドメインを設定すれば、URLを変えることなくそのままWEBサイトの運営を続けることが可能なのです。
そして、別の会社に移転しても検索エンジンからの評価や利用者のお気に入り等について、何等影響を受けることもありません。
これらは、リスク管理という面でも非常に安心であることに違いありませんよね^^
SEO対策面でも有利
ドメインにはドメインパワーと言われるものがあり、これは「ドメインについている力」を指しています。
ドメインパワーは、「記事が増える」「被リンクが付く」などドメインを使用し続けることにより徐々に強くなっていきます。
これにより、サイト全体の評価が上がり、検索順位にも好結果をもたらします。
つまり、ドメインパワーは検索順位を左右する大きな要素と言えます。
また、現在のGoogleは、検索キーワードに対する多様性という観点から、「同一ドメインは検索結果ページに2つ以上表示させない」という方針をとっています。
仮に、同一サービスを利用している他ユーザーのホームページが検索結果の上位に位置していた場合、自分自身のホームページがどれほど良質なコンテンツを有していても上位表示をさせることが難しくなってしまいます。
WEBサイト作成者は、自分自身のコンテンツを多くのユーザーに見てもらうために、日々努力をしているはずです。
独自ドメインを取得することで、安全で確かなWEBサイト運営環境が手に入るのは大きなメリットに違いありません。
サイトの信頼性やブランド価値の向上
初期ドメインや無料ドメインを利用する場合、提供しているサービス名がドメインに入ってしまい、URLやメールアドレスも長くなるケースが多いです。
企業などにおいては、長くていかにも無料サービスで作成したかのようなURLですと、胡散臭さを感じてしまうこともあり得ますよね><
細かなところまで見ているユーザーは想像以上に多いです。
しかし、独自ドメインを取得していれば、このような問題は全くありません。
例えば、企業や店舗の場合、自社の社名をドメインに含め簡潔にすることによって、ユーザーに与える印象は大きく変わります。
そして、個人ブログやサイトの場合でも、ブログに関連したドメイン名やユニークなドメイン名を付けることによって、読者を惹きつけることも十分可能です。
また、単純にお金や労力をかけ独自ドメインを取得しているということ自体が信頼感につながることもあるのではないでしょうか。
独自ドメインのデメリット
独自ドメインの取得に関して、唯一にして最大のデメリットは費用面が挙げられます。
それでは、独自ドメインのデメリットについて見ていきましょう!!
取得費用と更新費用がかかる
独自ドメインを取得するためには費用がかかります。
料金については、トップレベルドメインの種類によって大きく異なりますが、取得条件のある「.jp」や「.co.jp」以外のドメインであれば、年間1000円程度の料金になります。
また、更新費用もかかります。
独自ドメインの利用は期間単位での契約となり、基本的には1年ごとの契約更新となり、こちらも相場は1000円程度ですね。
無料で利用できることに越したことはありませんが、それでも、月計算にすると100円未満で多くのメリットが受けられるので、利用価値は十分すぎるほどにあると思います。
まとめ
今回は、独自ドメインについて解説させていただきました。
毎年費用がかかる独自ドメインですが、料金面以外ではデメリットと感じるものはないと言えます。
独自ドメインの取得を考えている方は、メリットとデメリットをよく比較し、少しでも必要性を感じたのならば、取得することをおすすめします。
それでは、参考になれば幸いです!!