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ネットビジネスに取り組んでいると「プロダクトローンチ」という言葉を耳にすることも多いですよね。
プロダクトローンチは、アメリカ人のジェフ・ウォーカー氏が開発し、商品を短期間に爆発的に販売する方法として世の中に広まっていきました。
ネットビジネスで頻繁に見かける無料オファーについても、この戦略が存分に利用されています。
プロダクトローンチについて少しでも理解しておくことで、今後の商材選びの参考になると思いますよ^^
今回は、プロダクトローンチの基本的な事項について解説していきたいと思います。
プロダクトローンチとは、何?
プロダクトローンチとは、マーケティング手法の一つで、商品を爆発的に販売するための手法です。
日本語では、プロダクトは「商品」を意味し、ローンチは「「開始する」「打ち上げる」「立ち上げる」といった意味に該当します。
プロダクトローンチは日本だけではなく、世界35か国以上で取り入れられており、確認されているだけでも1兆円以上の売上があるということですね。
ローンチという言葉自体はIT業界で使われ始め、さまざまな業界に広まっていった用語になります。
実際に、ローンチという言葉が利用されている例として、
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などが挙げられます。
プロダクトローンチの歴史
(画像引用元:https://jeffwalker.com/)
プロダクトローンチの開発者は「ジェフ・ウォーカー」という米国のトップマーケッターです。
上の画像の方ですね^^
少し、ジェフ・ウォーカー氏の経歴について触れていきたいと思います。
彼は、元々有名企業に勤め順調にキャリアを積み上げていきましたが、心の中では常に「自分には会社勤めが向いていない」という想いを抱えていたそうです。
そして、自分の心の声に抗うことができなくなり、子供が1歳になったのを機に、退職して専業主夫になります。
それでも、ずっと家庭に居続ける考えはなく、自分に合った職を探して再び復帰することを念頭に置いていましたが、2人目の子供が生まれたことで、更に専業主夫の期間はズルズルと伸びてしまっていました。
奥さんの収入だけで生活をしている日々も7年に及び、“何とかしなければならない”“家族を養うために自分にできることはなんなのか”など考えに考え抜いた末に、前職の経験や趣味を通して人並み以上に深い知識を有していた、投資や株式市場に関する有料のニュースレターを販売しようと思い付きます。
最初はたった19人のリストからスタート、しかしその中には、彼自身と奥さんのメールアドレスも含まれていたので実質的には17人のリストしかなかったそうです><
それでも、思いつく限りのアイデアを試し、試行錯誤を繰り返した結果、16万5000円の収益を発生させることに成功します。
以後は改良を重ね、販売するごとに売上は増え、見込み客の数も増えていきました。
それと同時に、ローンチを繰り返し実践する中で、さまざまなデータの分析を繰り返し、方法論を体系化していきます。
こうして、プロダクトローンチという、マーケティング業界の歴史を変える、革新的な手法が生み出されました。
2005年には、プロダクトローンチを利用し、初めて「プロダクトローンチ・フォーミュラ(PLF)」が公式的に世間に公表されています。
ローンチ1週目にして6000万円を超える売り上げを記録し、センセーショナルな話題を提供すると共に、プロダクトローンチは世の中に広まっていきました。
ちなみに、日本で「プロダクトローンチ」という言葉が普及し、頻繁に利用されるようになったのは2012年頃と言われています。
そして、プロダクトローンチを日本に広めた人物として、与沢翼さんを中心としたネオヒルズ族が非常に有名ではないでしょうか。
個人的には、ジェフ・ウォーカー氏がマーケティング等のプロフェッショナルな経歴を有するわけではなく、失礼な表現かもしれませんが、どこにでもいるごく普通の人間であったということに親近感を抱きましたね。
そして、私達と同じように日々の生活に苦しみもがきながらも、自分自身の趣味や得意分野を活かし、斬新なアイデアから新たな手法を生み出したという事実は非常に勇気付けられますし、希望を与えてくれる出来事だと強く感じました^^
プロダクトローンチの流れと仕組み
プロダクトローンチは一般的に、
➊集客(プレローンチ)
❷教育(リレーションシップ) ❸販売(ローンチ) ❹アフターケア(ポストローンチ) |
という4つの流れで実践されていきます。
それぞれの項目を簡潔に見ていきましょう!!
集客(プレローンチ)
まず、お客さまがいなければなにも始まりませんので、見込み客を集客します。
商品に興味を持つと考えられる見込み客、あるいは属性に合わせた見込み客を一気に集客していきます。
集客方法としては、
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など多岐にわたります。
教育(リレーションシップ)
次に、見込み客に対して、教育を行っていきます。
プロダクトローンチで一番大事なフェーズがこの「教育」と言われています。
極力売り込み感を消すことが重要で、ただひたすらに価値提供に努めます。
見込み客と信頼関係を築くことを第一に考え、価値ある情報や役立つコンテンツを無償提供して見込み客をファン化していくのです。
数年前までは文章でコンテンツを提供することが主流でしたが、現在では、音声や動画を利用して教育を行っていくことが一般的ですね。
例えば、「動画1」→「動画2」→「動画3」というようなステップを組み、徐々に商品の情報を小出しにして期待感を高め、見込み客の反応を見ながら購買意欲が高まるように誘導していきます。
商品の売り込みもなく有益な情報だけが定期的に送られてくれば、見込み客は興味を持ち、なおかつ信用も積み重なっていくので、商品販売の成約率もあがりますよね。
販売(ローンチ)
いよいよ、教育を行ってきた見込み客に対して発売日に商品をセールスしていきます。
この段階では、見込み客はファン化し、購買意欲も高まっていますので、
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という興奮状態になっています。
すでに「商品を欲しい」と思っている状態でオファーをしていくので、爆発的な売り上げにつながるのです。
プロダクトローンチでは、販売期間を短く設定し、期限を設けることがポイントと言われています。
見込み客に、「このタイミングを逃したら商品はもう手に入らない」と強く感じてもらうことが重要です。
期間限定や限定価格などで希少性と限定性を作り出すことによって、成約率の向上が期待できます。
アフターケア(ポストローンチ)
最後は、商品の購入者に対するアフターケアになります。
販売(ローンチ)の段階が終われば、無事プロダクトローンチが終了というわけではなく、むしろ販売後に購入者とどのように向き合っていくのかが最も重要です。
商品を購入してくれた方々をしっかりとサポートし、“商品を購入してよかった”と心から満足してもらえれば、より信頼関係は深まり、より一層ファン化も進みます。
購入者に満足してもらうことにより、商品が口コミで広がっていくことも十分に考えられますよね^^
また、購入者の感想や成果報告といった購入者の生の声を伝えていくことで、今回購入に至らなかった見込み客に対しても、興味や購買意欲を再度喚起することが可能になります。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
プロダクトローンチは、「映画」「ゲーム」「iPhone」など、さまざまな業界において、一流企業も取り入れている効果的な手法です。
ただ、ネットビジネス界隈におけるプロダクトローンチのイメージは非常に悪いです><
短絡的ですが、「プロダクトローンチ=無料オファー=詐欺」というような間違った構図ができてしまっているように感じます。
これは単にプロダクトローンチを悪用する人間がいるからに他なりません。
真っ当な商品でプロダクトローンチが利用されているのであればなにも問題はありませんが、中身のないゴミのような商品がプロダクトローンチを利用して売られていることが大問題なんですよね><
見込み客の満足を第一優先にし、真面目にプロダクトローンチを実践している方々のためにも、プロダクトローンチを悪用する輩が一掃されることを願います、そりゃ~!!
それでは、参考になれば幸いです!!