光り輝くサーバー室内

 

わっそんわっそん

押忍!!“己の勝利に近道なし”、応援団員わっそんです^^

 

独自ドメインを利用してのブログやサイト作成、あるいはネットショップ等の運営をする際に、多くのユーザーにとって欠かすことのできないサービスがレンタルサーバーになります。

 

コストパフォーマンスに優れ、安価でなおかつ安心なサービスが提供されている現在、レンタルサーバーは非常に身近なサービスになりましたよね^^

 

今回の記事では、そのレンタルサーバーに関する基本的な項目について解説していきたいと思います。

 


レンタルサーバーとは何なのか

 

道路の上に白いはてなマーク

 

レンタルサーバーとは、読んで字の如く“サーバーを貸し出すサービス”のことです。

 

ホスティングサービス」や「サーバホスティング」と呼ばれることもあります。

 

ただ、この前提として「サーバーの意味」や「なぜサーバーを借りるのか」が気になるのではないでしょうか。

 

それでは、その点について触れていきたいと思いますね^^

 

サーバーとは

 

サーバーとは、クライアントと呼ばれるパソコンやスマートフォンなどから送られてくるリクエスト(要求)に対して、自分の持っている情報やデータを提供する高性能コンピューターのことになります。

 

ネットワーク上でデータを提供している側はサーバーデータを利用している側はクライアントと呼ばれています。

 

(画像引用元:ロリポップ

 

例えば、レンタルサーバーについて調べる際、多くの方は検索エンジンを利用して「レンタルサーバー とは」「レンタルサーバー おすすめ」というようにキーワード入力を行うのではないでしょうか。

 

この検索という行為自体がリクエストに当たります。

 

サーバーはこのリクエストを受け、検索結果をクライアントに提供しているのです。

 

ちなみに、少しトリビア的なことになりますが、サーバー(server)とは「提供者」「給仕人」という意味を持つ英単語であり、その原型である「serve」には「提供する」といった意味があります。

 

また、「サーバ」「サーバー」の二種類の表記をよく見かけますが、どちらが正しいのかという疑問を抱くことはないでしょうか。

 

結論からから言いますと、どちらも正しい表記になるそうです。

 

IT業界には、「サーバー」に限らず、「コンピューター」「エクスプローラー」「フォルダー」などのように「―(長音)」で終わる用語が非常に多いですよね。

 

表記方法は統一されているわけではありませんので、二種類の表記を見かけるということになるようです。

 

サーバーを借りる必要性

 

パソコンもサーバーも、コンピューターを使用しているという点では全く同じです。

 

しかし、両者の利用用途や目的は大きく異なります。

 

パソコンは、「パーソナル・コンピュータ」の略で、文字通り個人利用に適しており、それに合わせたOS(オペレーティングシステム)を利用しています。

 

一方、サーバーは、ホームページデータの保存や不特定多数のユーザーからリクエストを受け付けるといった性質上、より高い処理能力、安定性、信頼性が求められます。

 

そして、これらの役割を十分に果たすことができるよう、サーバーには専用のマシンやOSが利用されているのです。

 

つまり、一般的な性能のパソコンに比べて圧倒的に高性能なため、非常に高価なコンピューターになります。

 

また、高価なだけではなく、「機材の設置場所」「常時電源を入れておく必要性」「セキュリティ対策等の管理体制も万全を期さなくてなりません。

 

そしてなにより、専門的な知識や技術がなくてはメンテナンスや不測の事態にすら対処できませんよね><

 

自分でサーバーを用意し管理することも不可能ではありませんが、設定や保守など面倒くさい作業から開放され、安価で気軽に利用できる仕組みを整えてくれているレンタルサーバーを借りる方が安心で気楽なことは明白です。

 

以上のようなことから、WordPressやホームページを作成する際に、多くの方がレンタルサーバーを利用していると言えます。

 

レンタルサーバーの種類

 

色々な色が付いているタマゴ

 

レンタルサーバーにはいくつかの種類がありますが、一般的には、「共用サーバー」「専用サーバー」「VPSサーバー」「クラウドサーバー」の四種類に分けることができます。

 

それぞれのサーバーの特徴を見ていきましょう!!

 

共用サーバー

 

イメージ=シェアハウスの1室を借りる

 

一般的に、多くの方が利用しているレンタルサーバーは「共用サーバー」と言えます。

 

それは、サーバー設定や運用などに関して、レンタルサーバー業者がすべて担っており、専門知識が不要なうえに安価な料金でサービスが提供されているからです。

 

共用サーバーでは、1台のサーバーを複数の利用者で共有していることもあり、自由度は低く、容量なども少なくなります。

 

また、同じサーバーの利用者が引き起こした問題や障害の影響を受けやすいという特徴もあります。

 

専用サーバー

 

イメージ=一軒家を借りる

 

専用サーバーは、1台のサーバーを1人の利用者で専用使用することができるサービスです。

 

利用者が好きなように設定できるので自由度が非常に高く、容量も大きいです。

 

また、他の利用者の障害などの影響を受けることもなければ、他の利用者に影響を与える心配もないので、高負荷なブログやサイト等でもスムーズな運営が可能になります。

 

しかし、1台のサーバーを丸ごと使用しているので、料金は高くなります。

 

そして、基本的にサーバー設定や運用などに関しては、自分自身で行う必要があるため、絶対的に専門知識が必要であり、管理に手間がかかるといった特徴もあります。

 

※レンタルサーバーなので、自分自身でサーバーを建てたり、スペースを用意したりする必要はありません。

 

VPSサーバー

 

イメージ=分譲マンションの1室を借りる

 

VPSサーバーは、「バーチャル・プライベート・サーバー(Virtual Private Server)」の略で、「仮想専用サーバー」と呼ばれています。

 

実際には共用サーバーでありながら、仮想的に専用サーバーと同等の機能や能力を備えたサーバーです。

 

つまり、「共用サーバー」と「専用サーバー」を合わせたようなサービスになります。

 

共用サーバーと専用サーバーのメリットを最大限に取り入れているという一方で、分譲マンションというイメージ通り、ペット不可や騒音注意等の一部機能に制限があり、基本的にサーバー設定や運用などに関しては、自分自身で行う必要があることが特徴です。

 

クラウドサーバー

 

クラウドとは、「ユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて、必要な時に必要な分だけサービスを利用する」という考え方になります。

 

この言葉通り、クラウドサーバーは、インターネット上のサーバーやストレージなどの資源を必要なだけ使用できるサービスです。

 

ニーズに合わせてサーバーの機能を自由に拡張することができるため、専用サーバーと同様に負荷の高い処理も可能であり、なおかつ自由度も非常に高いです。

 

クラウドサーバーでは、一般的に使用した分で課金される従量課金制がとられており、専用サーバーよりも利用料金が高くなるケースが多く、専門的な知識やスキルも必須と言えます。

 

レンタルサーバーの歴史

 

古い宮殿遺跡の跡地

 

最後に、レンタルサーバーのこれまでについて簡単に触れておきたいと思います。

 

インターネット接続サービスの次にやってきたのが、現在「レンタルサーバー(ホスティング)」と呼ばれているサービスになります。

 

レンタルサーバーは1995年にアメリカで始まり、最初にレンタルサーバーサービスを開始したのは「Premier Hosting」という会社です。

 

日本においては、翌年の1996年にレンタルサーバーサービスが開始され、「アイル」「ファーストサーバー」「ハイパーボックス」が事業を展開しています。

 

なかでも、アイルは日本で最初にレンタルサーバーサービスを開始し、ホスティング専業業者として初めてJPNIC会員になったということもあり、有名ですよね。

 

アイルは2001年にGMOグループ入りし、2011年4月に社名を現在の「GMOクラウド株式会社」に変更しています。

 

まとめ

 

「サーバーとは何か」と問われたとしても、専門職に就いている方などではないと明確に回答することは難しいと思います。

 

しかし、不測の事態に備えて、なにかトラブルが発生したときのために、サーバーに関する基礎的な知識を持っておくことは、ブログやサイト運営を継続していくうえで非常に重要なことですよね^^

 

レンタルサーバーについてですが、個人の方にとっては、“共用サーバーがベストなサーバー”であることは間違いありません。

 

その理由は、価格が安いうえに、ここ数年で機能や性能も大幅に上がっていることが挙げられます。

 

サーバー管理等はすべてレンタルサーバー会社が行ってくれますので、利用者はブログやサイト運営だけに集中できることも大きな魅力ですよね^^

 

それでは、参考になれば幸いです!!